最近、歩いているとちょっとした段差でつまづいたり、椅子から立ち上がる際に「よっこいしょ」と声を出してしまうなどこんなことはないですか?
このままでは寝たきりになるかもしれません!
よくテレビや病院のお医者さんに「歩きましょう」と言われるがなぜ歩かないといけないのか?
このままじゃダメなのか?
このように感じる方は多くいらっしゃいます。
では、なぜ歩くことが重要なのか
それは10年後、20年後に歩けなくなるかもしれないからです!
人は20歳を超えると体力が低下していき、40〜50歳で筋肉が低下すると言われており、そのタイミングで体への衰えを感じたり、転倒する方が増加します。
そうすることで体を動かすことが少なくなり座りっぱなしや、寝たきりになる方が増加します。
なので、筋肉が低下する前に歩いたり、筋力トレーニングを行うことで体の変化が出ないように、いつまでもご自身の足で歩ける体を作ってもらうことが大切です。
骨を丈夫にするためにはカルシウムを取りなさいとよく言われますが、カルシウムだけでは骨は丈夫になりません。
骨に刺激を与えることが大切です。
現代社会において車での移動をとても多くの方が使用しております。
だからこそ歩く機会が減ってきています。
そのために外に出て歩くということで骨への刺激を与えることが骨粗鬆症の予防にとても効果的な手段となります。
歩くことで骨への刺激だけでなく筋肉にも刺激を与えています。
そして、筋肉を鍛えていくことで
・つまずきやすくなる
・立ち座りが辛い
・転倒
と上記のことが起こる可能性を減らします。
この中でも転倒をすると「大腿骨頸部骨折」(だいたいこつけいぶこっせつ)という、太ももの付け根の部分が骨折してしまい、寝たきりとなる方が多くいます。
このようにならない為に普段から歩きましょう。そして、筋肉を鍛えていき寝たきりとならないように予防していくと良いでしょう。
歩くことは全身運動です。
全身運動を行うことで血液の流れが良くなり、それが脳へ良い影響を与えます。
脳への血液の流れが良くなることで、気分転換が出来てネガティブな考えがポジティブな考え方に変わってきたり、認知症の予防にもなると言われています。
生活習慣病は
高血圧
糖尿病
脂質異常症
痛風
などが挙げられます。
これらの病気は肥満と深い関係があり、肥満になることで生活習慣病になりやすくなる可能性が高まります。
生活習慣病を予防するためには歩くことでの有酸素運動を行うと良いでしょう。
また、平成26年度、厚生労働省白書の第 2 章、健康をめぐる状況と意識(2)健康と運動・スポーツでは、運動などをよく行う方は、行っていない方に比べて生活習慣病にかかる可能性や死亡率が減少するという結果が出ています。
歩くことによって下半身の筋肉が鍛えられ、血液循環が良くなり、冷え症の改善が期待出来ます。
また、肩甲骨を意識しながら歩くことによって、固くなっている肩の筋肉を動かすことが出来、肩こりの改善にも期待出来ます。
歩くことの重要性やメリットを紹介してきました。
ただ、歩き始めると頑張りすぎて膝を痛めたりすることもあります。
ウォーミングアップ、クールダウンはしっかり行いましょう。