日常生活でもお仕事でも重いものを持って腰が痛くなった経験はありませんか?

 

そんな方のためにどうして腰に痛みがでてしまうのか、どうしたら痛みが出ないのか理解していただき腰への負担を軽減していきましょう。

 

重量物をもって腰痛が出る原因

まっすぐな姿勢でたっているときは、上半身の重みを下半身全体で支えているため腰への負担は軽減されています。ところが前かがみの姿勢になると、上半身の重みを腰だけで支えなければならず、腰への負担が大きくなって腰痛を起こしやすくなります。さらに重いものを持つと、上半身だけでなく荷物の重さも腰に加わるため腰への負担が強くなり痛みが出ます。

痛みが出る原因は姿勢だけでなく自分の体から離れているものを無理に持とうとしたり、重いものを持ったまま腰をひねったりすると負担が極めて大きく痛みが出てしまいます。

人力で持てる重量物の基準

厚生労働省の腰痛予防対策指針では満 18 歳以上の男子労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね 40%以下となるように努めること。満 18 歳以上の女子労働者では、さらに男性が取り扱うことのできる重量
の 60%位までとすること。 という指針が示されている。無理に重いものを持つのではなく重さを調節しながら運ぶことも重要です。

 

重量物を持つ時の姿勢

 

重量物を持ち上げる場合、なるべく体に近づけて、重心を低くするのがポイントです。 また、床からものを持ち上げるときは、前屈みになって持ち上げるのではなく、腰を十分に落として、荷物をしっかり抱えて腰ではなく膝を伸ばすことで立ち上がります。 重量物でなくても、前屈みでの作業は腰の負担になるので、継続して床から荷物を持ち上げるときは常に腰を落とすようにしましょう。

 

もし痛みが出てしまった場合

痛みがでたら放っておいてもよくなりません。癖になる前に大分賀来整骨院にご来院ください。

 


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